2020年02月27日
正しく恐れるとは?新型コロナウイルス対策のチグハグっぷり~けっきょくギセイとなるのは無実の子どもたち
いま国内外のいちばんの関心事と言えば、やはり「新型コロナウイルスによる感染」ではないでしょうか。
どのテレビ局も連日さまざまな情報を報道してくれていますが、よく言われるのは「正しく恐れる」です。
では、この「正しく恐れる」とは何でしょうか。
まだ何もわかっていないのに、「恐れる」ことに、正しいもなにもないように思います。
徐々にいろいろなことがわかってきましたが、知ればしるほど恐ろしいウイルスのような気がしてなりません。
やはり本当のところは水際対策が何より大切だったのでしょう。
残念ながら亡くならなくてもいい命も数名落とされてしまっています。
水際対策に失敗し、市中感染が広まってしまったいま、今度は急に「自粛」を呼びかけています。
報道も他国と比べて日本政府を批判するだけ批判するに終始しているようにみえます。
もちろん感染が広がりつつあるいま、さまざまな自粛要請は必要不可欠でしょう。
しかしその結果、いまチグハグな「自粛」が出来上がっています。
分かりやすい大規模イベントの中止は理にかなっているとしても、
満員電車は一向に緩和されず、高齢者の集いもなくならず、
なぜか感染者がまったくない地域の学校までさまざまなイベントを中止に。
生徒たちにとっては、一生に一度の大切な思い出となるさまざまな行事もあります。
卒入学式はもちろん、送る会や演奏会、発表会などです。
卒業や引退する生徒たちにとってこれはこの時期にしかできない最後のイベントですから、
この学年の生徒たちにとってはまったくのとばっちりです。
これまで一生懸命に練習していきたことはなんだったのでしょうか。
きちんと対策し工夫すれば、安全に開催できるものもたくさんあるかと思います。
文部科学省も「一律の中止を求めるものではない」「大事なイベント」とは言っていますが(※1)、
学校側は(よほどの強者が校長でなければ)、みな自粛してしまいます。
もちろんリスクをとりたくないからです。
いったい教育とは何なのでしょう。
そこには総合的にみて、本当に子どもたちの安全を考えているのか
自分たちの保身のためなのか、正直疑問に思うところも出てきてしまい、
生徒たちの心の傷は深まるばかりです…。
今回のコロナウイルスの被害者は、高齢者、持病のある方、そして
何の罪もない真面目に練習してきた子どもたちです。
政府の何もかも後手後手な対応。
また政府を批判や煽るばかりで、何も前に進んでいかない野党や報道。
そのいちばんの被害者がけっきょく弱者に他なりません。
いったい「正しく恐れる」とは何なのか。
今一度、みなで考えたい問題です。
Posted by RURIRURI at 17:48│Comments(0)
│ストレス
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